愛之助さんが3Dで現れる。松竹、歌舞伎では初となるAR公演を開催 | 東京都の建築パース CGパース制作会社 スペースラボ

愛之助さんが3Dで現れる。松竹、歌舞伎では初となるAR公演を開催

2021.03.01

 

「目の前が舞台になる」というARの特性に注目

松竹株式会社は、2021年2月26日、歌舞伎では初となるAR公演を開催したと発表しました。 この公演は、「目の前の空間が舞台になる」というARの特性に注目した同社が、アプリおよびAR歌舞伎コンテンツの開発を経て開催したもの。公演では歌舞伎俳優・片岡愛之助さんが3Dで現れ、「未来のエンタメ体験」を実現しています。

実写映像からの3Dデータ生成を実現

松竹株式会社は近年、先端技術を用いた新しいエンタテインメント開発に取り組み続けています。歌舞伎においてもオープンイノベーションを進めており、コロナ禍の最中でも幅広い人々が観劇できる環境の整備を企図。そのための技術として、ARを導入するに至りました。 歌舞伎の「AR化」にあたり同社は、ARアプリ『INTO by Shochiku』と、同アプリ内で楽しめるAR歌舞伎コンテンツ『Reverse Reality ~KABUKI Performance “Shakkyo”~』を開発。歌舞伎俳優の表現においては、ボリュメトリックキャプチャ技術の導入により、実写映像からの3Dデータ生成を実現しています。

世界7ヵ国で同時に楽しまれた

「AR化」された歌舞伎の第1回公演は、2021年2月24日の20:00より専用動画をYouTubeにてプレミア公開する形で開催されました。片岡愛之助さんが目の前に3Dで現れる臨場感に加えて、牡丹や水飛沫が立体的に浮かび上がるというARならではの観劇体験が、世界7ヵ国で同時に楽しまれたとのことです。 松竹株式会社はこのAR公演を通じて、手軽でありながらも特別な体験として歌舞伎を楽しんでほしいと願っています。 (画像はプレスリリースより) ▼外部リンク 主演・片岡愛之助!ARと動画を融合した、歌舞伎“初”のAR公演! - 松竹株式会社 https://www.shochiku.co.jp/

最新記事