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住宅・不動産建築CGパースと相性抜群!最先端技術を組み合わせ、他社と一気に差がつく「CGパース×VR」
2024.03.27
未完成の建物であってもVRで内覧ができる
建築パースにCG(コンピュータグラフィクス)を導入して制作した「CGパース」は、パソコンの画面上で建築物の完成予想図をあらゆる角度から確認できるため、建物が完成した後のイメージが明確なものとなります。
また、現在では「VR」(バーチャル・リアリティ=仮想現実)の技術が広く利用されていますが、CGパースとVRを組み合わせることによって、未完成の建物であってもCGパースで制作した建物の内覧ができるようになりました。
最先端技術を組み合わせることによって、他社との差別化が可能となります。
CGパースとは?
CGパースとは、CG(コンピュータグラフィクス)を利用して、建物の完成予想図をパソコンの画面上に立体的な形でわかりやすく表現する手法のことを指します。
CGパースの「パース」には「透視図」という意味合いがありますが、「透視図」としての意味合いが転じて、「パース」は建物の外観や内観など、建物の完成予想図としての意味合いを持っています。
CGパースの特徴は、あらゆる角度から見た建物の状態を表示できることです。正面からの方向だけに限らず、横の方向や後ろ側からも見ることができるため、まさに自分自身が建物の目の前にいるような状況で建物の外観や内観をチェックすることができます。
CGパースを利用すると建物のイメージがより具体的なものとなるため、顧客に対して建物のイメージを伝えやすくなります。それによって、顧客と設計者との間で意思疎通が図られやすくなり、顧客が望む設計やデザインを取り入れることが可能となります。
VRとは?
VRとは、コンピュータによって仮想の世界を作り出す技術のことです。VRによって表現された光景は、まるで実物であるかのように感じられます。
また、視覚にとどまらず五感で体感できることも特徴的といえます。 VRは「Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)」の頭文字をとったもので、日本語では「仮想現実」と表現されます。このことからも、仮想の世界でありながらまるで現実の世界のように感じさせる技術であることが理解できます。
パース×VRの特徴 CGの建物でリアルな体験が可能に
CGパースとVRを組み合わせることによって、CGパースで制作した建物を人間の目線を通じてリアルに体験をすることが可能となります。 VRの技術によって、CGパースで制作した建物の外側を歩きながら見て回ることが可能になるほか、建物の中に入ることもできるため、入り口のドアを開けたり、建物の中を自由に歩き回ったりすることもできます。
CGパースによって制作された建物の完成予想図は、パソコンの画面上からチェックすることが一般的といえますが、VRを通じて建物の外観や内観をチェックできることは、最先端技術を駆使した現代ならではの方法といえるのではないでしょうか。
パース×VRのメリットは?
CGパースとVRを組み合わせるメリットは、建物の完成予想図に対してよりリアルなイメージを持てることです。
CGパースで制作した建物の完成予想図をパソコンの画面上から眺めるだけでも、建物の状況を十分にイメージすることは可能ではありますが、あくまでも一歩引いた目線で建物をとらえることになります。
その点、CGパースとVRを組み合わせた場合は、人間の視点で建物の状態を確認できるため、制作された建物が実物大の大きさとして感じられます。
それによって、実際に生活しているときの状況をイメージしやすくなることから「この家で生活してみたい」と感じる点がメリットといえるでしょう。
そのほかのメリットとしては、他社との差別化を図ることができる点です。
CGパースで制作した建物を画面上で確認できるだけでも十分といえますが、CGパースにVRを組み合わせれば人間の視点で内覧することが可能となるため、より明確なイメージを持てるようになります。 CGパースとVRを組み合わせることは、顧客獲得の面から見ても大きな強みといえるでしょう。
パース×VRの事例をチェック
パースとVRを組み合わせるメリットについてより具体的に理解するために、不動産とブライダルでの活用事例について紹介します。
不動産 物件の確認と内装デザインのチェックが可能
パースとVRの組み合わせは不動産の販売において利用されています。
先の項目で説明したとおり、CGパースで制作した建物をVRで閲覧することによって、構想の段階である建物の内覧が可能となります。
また、CGパースで制作した建物はあくまでも構想のものであるため、壁面や床材を好みのデザインに変更することもできます。さらに、VR越しに見える室内には家具が配置されている場合もありますが、その家具のレイアウトは自由に変更することも可能です。
このように、CGパースとVRを組み合わせることによって、よりリアルに物件を確認できるだけでなく、構想段階の物件であれば、好みのデザインやレイアウトに変更し、顧客の要望に添った内装に仕上げることもできます。
ブライダル 披露宴会場の下見をVRで!
パースとVRの組み合わせは、不動産関連にとどまらず、ブライダルにおいても活用できます。
新しくオープンする結婚式場やリニューアルオープンする式場で披露宴を行う場合、披露宴会場が未完成であると現地での下見を行うことができませんが、CGパースで制作した披露宴会場であれば、VRを利用しながら下見が可能となります。
これにより、新しい披露宴会場に実際に足を運んでいるかのような状態となるため、実際に披露宴を行っているときのイメージがより鮮明なものとなります。
また、CGパースの機能を活かすことによって、披露宴会場に飾るお花やテーブルクロスの種類など、披露宴会場の装飾もシミュレーションできるため、顧客の要望に添うこともできます。
まとめ
さまざまなシーンで活用されているVRですが、CGパースと組み合わせることによって、CGパースで制作した建物の中を歩きながら内覧できるようになりました。
特筆すべき点は構想段階の建物の内覧が可能になったことです。最先端技術を組み合わせることによって、これまでは不可能であったことが実現するようになっています。
これからの時代は、物件の内覧をVRで行うことが当たり前の時代になるのかもしれません。
(画像はPixabayより)
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