【住宅建築CGパース】内観をクリスマス仕様にデコってみた | 広告用3DCG制作・建築CGパース・BIM・AI活用ならスペースラボ

【住宅建築CGパース】内観をクリスマス仕様にデコってみた

2024.03.24

box_bg

▼この原稿を書いた人
自己紹介_けんぞ

こんにちは!スぺラボCGディレクター、けんぞです。

12月になり、そろそろクリスマスです。
ついこの間までハロウィン仕様だった街が、今ではクリスマスオーナメントやイルミネーションライトで飾り付けられています。

シーズン毎にさま変わりする街の装飾を見ていたら、完成済みのパースデータをもとにした、模様替えを思い立ちました。

行う作業はテクスチャの変更と小物の追加のみ。
家具のレイアウト変更はせず、部屋をクリスマス仕様に変えてみましょう。

使用する元パースはこちら。

元パース

弊社の住宅建築CGパースの内観サンプルです。


▼目次
1:ラフスケッチ
2:クリスマスグッズを飾る
3:空間全体の配色
4:ビフォーアフター
5:まとめ


1:ラフスケッチ

制作に入る前に、ラフスケッチでクリスマスのイメージを固めます。
クリスマスといえば、サンタクロース。モチーフは「サンタさんの家」にしましょう。

床や壁は暖かみを感じられる素材に変更し、壁にはクリスマスらしい飾り付けをしたいですね。
ソファ、ベッドは赤や緑のファブリックを選定し雰囲気を演出します。

ラフスケッチ

Photoshopで塗り絵っぽくラフスケッチを描きました。

 

2:クリスマスグッズを飾る

クリスマスの小物を部屋に配置します。ツリー、オーナメント、プレゼント。
クリスマスらしさがでますね。

クリスマスグッズ

追加するクリスマスグッズ

クリスマス前の忙しい雰囲気を、プレゼントを乱雑に置くことで表現します。

クリスマスグッズ配置

クリスマスグッズをテスト配置。ちりばめてみたー。

なお、素材集めには、3DモデルDLサイトの3Dskyと3DWarehouse、そして弊社3Dデータ共有サービスである「3Dstock」を使用しました。

3:空間全体の配色

サンタさんは、フィンランド北部のコルヴァトゥントゥリという山の中に住んでいるとされています。
北極圏にあるこの場所は、たくさんの雪が降り積もっていることでしょう。

そのため、壁や床は暖かみのあるオーク系の素材を、ソファはトナカイの毛皮をイメージしたテクスチャを採用。
ベッドやクッションは、アクセントになるようクリスマスらしいファブリックを選定しました。

空間全体の配色

空間全体の配色

最後に、深夜の薄暗い空気を演出するため、仕上げのレタッチを施しました。

完成

クリスマスグッズを配置して完成!!

4:ビフォーアフター

模様替え前後で比べてみましょう。
まず手を入れる前のパースがこちら。

元パース

元パース

部屋全体が薄いトーンで統一され、窓からは淡い光が差し込んでいて空間全体が朝の目覚めを感じさせるパースですね。

そしてサンタさんの部屋に変えたパースがこちら。

サンタさんの部屋

サンタさんの部屋

壁紙や床のテクスチャを変えただけでまるで別の家のようになりました。
部屋に散乱するプレゼントで、クリスマス前のサンタさんの忙しさを。
そして飾り付けによってクリスマスらしさを自分なりに表現できたと思います。
クリスマスイブの夜が更けて、サンタさんが世界中の子供たちにプレゼントを配る出発前を連想させます。

5:まとめ

「クリスマス仕様」をテーマに、パースの模様替えをしました。

下調べをしてイメージを膨らませ、新たな要素を配置するなどをし、完成までには約12時間がかかりました。
ゲームの世界なら模様替えは一瞬でできますが、建築パースでは多くの段階を踏む必要があります。

クリスマス当日は、サンタさんからプレゼントが届くといいですね。
メリークリスマス!


【使用した素材サイト】
「3Dstock」 https://3d-stock.net/
「3Dsky」 https://3dsky.org/
「3DWarehouse」 https://3dwarehouse.sketchup.com/

 

最新記事