VR×プレゼン=理解度アップ!VRで効果的にプレゼンする方法は? | 3DCG制作のスペースラボ - 広告パース 建築内観/外観パース BIMを手掛けるCG制作会社
VR×プレゼン=理解度アップ!VRで効果的にプレゼンする方法は?
2021.02.19
まるで実体験をしているように感じられる「VR」
仮想的な世界がまるで現実のように感じられる「VR(仮想現実)」は、ビジネスシーンにおいてはプレゼンで活用されています。
VRならではのメリットをプレゼンに活かすと、顧客としてはVRを通じて体験ができるので、言葉で説明を受けるよりも容易に理解することが可能となります。
プレゼンでVRを活用するメリットと、VRを利用したプレゼンの事例について紹介します。
VRとは?
VRとは「Virtual Reality」の頭文字を取ったもので「仮想現実」のことです。
仮想現実について簡単に説明すると「仮想の世界が現実のように感じられる」状態を指します。 仮想の世界の具体例としては、CG(コンピュータグラフィクス)で制作された世界や、遠く離れた場所が目の前に映し出された状態などがあります。
VRを活用すると、仮想の世界を単に見て楽しむだけでなく、現実の世界と同様に行動することができます。 つまり、目の前には存在していない仮想的な世界にいながら実体験ができるのがVRならではの特徴といえます。
プレゼンにVRを活用するメリットは?
さまざまな場面で利用されているVRは、プレゼンの効果を高めるためにも活用されています。
プレゼンにVRを活用するメリットは、説明を受ける顧客の立場としてはプレゼンの内容がわかりやすく感じられ、説明する企業担当者の立場としては説明が容易に行えることです。
通常、プレゼンではパンフレットや図面、またはパワーポイントの画像などを使って説明を行います。その場合、顧客はプレゼンでの説明を目で見たり、あるいは耳で聞いたりしながら理解しようとします。
見たり聞いたりするだけでもプレゼンの内容は理解できますが、より深く理解するなら実際に体験することが最も効果的です。
言葉や画像などを使って説明する場合、どんなにわかりやすい言葉や画像を使ったりしても、顧客に完全に理解してもらうには限度があります。
その点、体験してもらえれば、顧客はより多くの情報を知覚、体感できるので、言葉だけでは理解できなかったことも簡単に理解できます。
そのため、プレゼンにVRを活用することは十分なメリットがあるといえるのです。
プレゼンはどんな場面で活用されている?
プレゼンにVRを活用することで、プレゼンの幅がさらに広がります。この項目では、プレゼンにVRを活用する具体的な方法について紹介します。
クロージングの際にVRでプレゼン 契約率アップに期待
VRは顧客との間で契約を結ぶためのきっかけを作る「クロージング」の段階で有効です。
例えば、住宅の購入を希望している顧客がいる場合、住宅のイメージを深めてもらうためには、モデルハウスの内覧が一般的な方法といえます。
その方法でもクロージングは十分に可能ですが、モデルハウスまで足を運ばなくても、VRを利用すれば建物の中を気軽に内覧できます。 VRによる内覧は、実際の建物を内覧しているときと同様、360°の全ての方向を見ることが可能です。
また、モデルハウスの場合は建物の数に限りがあるため、内覧できるものも限られますが、VRならさまざまな建物の内部を制作できるため、顧客としては複数の建物を比べながら気に入ったものを選ぶこともできます。
VRを活用することで、顧客の要望に合わせた建物を提案できるため、顧客としては満足度が高まり、契約に至りやすくなります。
イベント・展示会でVRのプレゼン 準備作業が省力化
また、最近ではVRを活用したイベントや展示会も開催されています。特徴的な点は、イベントや展示会の会場でVRグラスを利用する点です。
通常のイベントや展示会では、展示会場に製品を置き、来場者には実際に製品を見てもらいながら担当者がプレゼンを行う形となります。
ここでネックとなるのは、工業用・土木用の大型機械や飛行機など大型の製品の展示会を行う場合や、製品の種類が非常に多く、展示会の会場に持ち込むことが困難な場合です。
その点、VRを活用した展示会なら、来場者が展示会の開催中にVRグラスをかけるだけで、グラス越しに製品を見ることができます。それにより、展示会の会場に製品を持ち運びする手間が省けるため、プレゼンを行う担当者は展示会の準備が省力化され、製品の説明に専念できます。 VRを活用すれば、イベントや展示会でのプレゼンを効率的に行うことが可能となります。
プレゼンを兼ねてVRでシミュレーション 顧客は満足
そのほか、プレゼンを兼ねてシミュレーションを行うことも可能です。
具体的なものとしては結婚式当日のシミュレーションがあります。結婚式のシミュレーションを行うと、カップルの立場としては、まるで結婚式当日を体験しているかのように感じられ、結婚に対する気持ちがさらに盛り上がることでしょう。
また、結婚式についての説明を行う担当者としては、シミュレーションを通して結婚式を体験してもらうことで、くわしい説明を行うことができます。
さらに、結婚式のシミュレーションを行うことにより、カップルとしては結婚式に対する要望を伝えやすくなるため、より充実した結婚式を行える点もメリットといえます。
結婚式などの比較的大きなイベントは、事前にリハーサルが行われるものの、イベントの当日と同じような体験をするのは難しいのが現状です。
顧客が実体験をしていない状態でプレゼンをすると、その効果は予想ほど高くならないことがありますが、シミュレーションという形を兼ねて顧客に対してプレゼンを行えば、顧客はイベントに関する内容について十分理解できるようになります。
まとめ
プレゼンにVRを活用すると、顧客と企業担当者の両方がメリットを受けられます。
顧客としてはわかりやすい説明を受けられるので商品やサービスを購入したい気持ちが高まり、企業担当者としては効果の高いプレゼンを行えるので、契約数の向上や売上アップが期待できます。
VRの利用が広がっている今こそ、プレゼンにVRを導入して顧客と企業の双方がWin-Winの関係になることを目指しましょう。
(画像はUnsplashより)
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