AR演出も可能。リアルタイム映像合成システム『KeyMaker Lite RS』提供開始

2020.09.09

映像から対象人物を切り抜き合成

株式会社エム・ソフトは、2020年8月31日、リアルタイム映像合成システム『KeyMaker Lite RS』の提供を開始しました。『KeyMaker Lite RS』は、特別な設備を使用することなく映像から対象人物を切り抜き、本格的な合成映像が作成できるシステム。現実の空間・背景を活かしたAR演出も可能となっています。

自宅や会議室での撮影・合成も実現

株式会社エム・ソフトは、画像処理領域において豊富な実績を持つ企業です。TV・映画業界においても、『RayBrid Matte Maker』『動画切り抜き.com』を通じて『進撃の巨人』などの制作に協力。クロマキーセットを使わず前景と背景の分離・合成をリアルタイムに行うシステム『KeyMaker』も提供しています。『KeyMaker Lite RS』は、上位製品である『KeyMaker』よりも軽量・コンパクト化を実現したシステム。撮影された映像から人物だけを抽出し、別の映像に違和感なく合成することが可能です。シンプルなシステム構成であるため持ち運びが容易であり、自宅や会議室での撮影・合成も実現しています。

CGなどを挿入した演出が可能

『KeyMaker Lite RS』は、AR演出を実現する点も大きな特徴です。同システムでは、現実の空間や背景にCGなどを挿入した演出が可能。また、VR／MRデバイスやデジタルサイネージとの組み合わせにより、遠くにいる人物が目の前にいるような映像表現を行うこともできます。『KeyMaker Lite RS』について同社は、新しい時代における映像演出を最小限のシステム構成で手軽に実現するとしています。（画像はプレスリリースより） ▼外部リンク株式会社エム・ソフト https://www.msoft.co.jp/ ARも可能な映像合成システム『KeyMaker Lite RS』を提供開始 - @Press https://www.atpress.ne.jp/news/223897

TAG LIST