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ジョリーグッドの救急救命向けVR教育プロジェクト、文科省の事業が採択

2020.10.26

 

VR臨床教育カリキュラムで、救急救命士を育成

株式会社ジョリーグッドは、2020年10月15日、同社の救急救命向けVR教育プロジェクトが文部科学省の事業に採択されたと発表しました。 同プロジェクトは、救急救命士の育成を目的として、VR臨床教育カリキュラムの開発・検証を行うというもの。採択は、文部科学省の「令和2年度専修学校における先端技術利活用実証研究」において決定されています。

コロナ禍で実施さえ困難になった臨地実習

ジョリーグッドは、高精度なプロフェッショナルVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIエンジンなどを開発している企業。医療教育や障がい者支援などに有益なVR・AIサービスも、開発・提供しています。 同社は、救急救命士を養成する専修学校において現在、十分な臨地実習が行えていないことを憂慮。これまでも臨地実習では、指導レベル・医療資機材・地域による格差といった課題が生じていましたが、今般のコロナ禍により実習そのものの実施さえ困難となりました。この課題を解決しうるのはVRであると同社は考え、今回のプロジェクト開始に至っています。

全ての学生の臨床経験値を効率的に向上させる

同プロジェクトでは、VRを活用して臨床実習カリキュラムを開発し、その教育効果を検証します。また、施設環境によっては実施が困難な救急車同乗実習・稀少症例・緊急症例などについても、VRコンテンツ化を推進。時間・場所の制約を受けることなく、全ての学生の臨床経験値を効率的に向上させるとのことです。 なお同社は現在、共同でVRの実証研究を行う病院・医科大学・医療機器メーカー・医学会を募集しています。 (画像はプレスリリースより) ▼外部リンク 文科省事業に救急救命士教育VRが採択 - 株式会社ジョリーグッド https://jollygood.co.jp/news/2447

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