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NTTコミュニケーションズ、英会話におけるVR学習の有効性を実証

2020.06.16

VR学習の方が生徒の習熟度は向上

NTTコミュニケーションズ株式会社は、2020年6月15日、英会話におけるVR学習の有効性について実証実験を実施したと発表しました。

同社は、あらゆる活動を非対面で実現するXRビジネスの本格展開を開始しており、同実験はその取り組みの一環として実施されたもの。実験では、従来の学習よりもVR学習の方が生徒の習熟度は向上したとのことです。

実体験に近いコミュニケーションのVR提供を目指して

NTTコミュニケーションズはこれまでも、VRを用いた仮想的な実地研修によって、企業の生産性向上や業務品質の改善に貢献してきた経緯を持ちます。さらに同社は、企業・学校などにおけるあらゆる活動を非対面かつ仮想的に実現するXRビジネスの展開を企図。実体験に近いコミュニケーションのVR提供を目指し、今回の実験を実施しました。

同実験は、京都市の同志社中学校において2020年2月に実施されたもの。留学・海外旅行で必要となる英会話を、2グループに分けられた生徒が学習するという形で行われました。一方のグループは従来の方法で学習し、もう一方のグループはVRを活用した学習を実施。結果、VR学習は従来の学習よりも生徒の習熟度が高くなることが確認されました。

「正確性」で大幅な向上が見られたVR学習

実験結果を詳細に分析したところ、VR学習を行ったグループは「レスポンス」「発音」「正確性」「理解力」4項目において、従来の方法で学習したグループのスコアを上回りました。特に「正確性」では、大幅な向上が見られたとのことです。

NTTコミュニケーションズは、同実験の結果を活用することで事業活動の仮想化を実現し、「ウィズコロナ」「アフターコロナ」に最適な働き方や学び方を提供するとしています。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

英会話におけるVR学習の有効性に関する実証実験を実施 - NTTコミュニケーションズ株式会社
https://www.ntt.com/

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