【セミナーアーカイブ】第5回 クリエイター・経営者のための現場で活きる最新画像生成AI

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【セミナーアーカイブ】第5回 クリエイター・経営者のための現場で活きる最新画像生成AI

2026.09.15

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開催日:2025年10月24日 / 登壇:スペースラボ株式会社 代表取締役 柴原誉幸 / 収録時間:49分

2025年10月開催回のアーカイブです。FLUX Kontext、Midjourney、Ideogram、Seedream など主要モデルの得意分野の違いから、広告・EC・建築・資料作成での具体的な活用例、企業の導入事例、KPI設定やガイドライン整備といった社内導入のポイントまで、1か月分の進化をダイジェストで学べます。

この回の要点

  • 画像生成AIモデルは世界に50以上あり、年間成長率42%、企業導入率は75%まで上昇している
  • Sora 2 とVeo 3.1 の動画生成競争、ブラウザ型AIやエージェントなど画像以外の最新動向も紹介
  • FLUX Kontext は建築向き、Ideogram と Seedream は日本語テキスト入りの画像に強い
  • 主要モデルの得意分野を整理し、目的に合わせて使い分けることが重要
  • 広告バナー、EC商品写真、建築パース、提案資料など業務での具体的な活用法を実例で解説
  • ワークマン、セブンイレブン、LIFULL など国内企業の導入事例を紹介
  • 導入にはKPIの正しい設定、社内ガイドラインの整備、法的リスクへの配慮が欠かせない

アーカイブ動画

目次

※各見出しの時間をクリックすると、YouTubeの該当箇所から再生できます。

講演の全文(文字起こし)

※本記事はセミナー当日の音声をもとに作成した文字起こしです。読みやすさのため、言い回しを一部整えています。ツール名・料金・法制度の内容は開催当時のものです。

はじめに 0:00

このセミナーの特徴は、最新の画像生成AIをお伝えするところです。実際にいろいろ扱っている中で、いいものをご紹介できたらと思っております。そして、実際にどのような活用ができるのかを説明できたらと思っています。素人ではなく、プロが伝えるAIの活用というところを売りにしております。

それでは第2部を進めたいと思います。こちらは画像生成の基礎知識、最新トレンド、ビジネス活用の紹介を中心にお話しできればと思います。

第2部:画像生成AIの基礎知識・最新トレンド・ビジネス活用紹介 0:32

このセミナーの位置づけと会社紹介 0:32

皆さんご存知の通り、AIの進化が本当にすごくて、その進化を追っていくのはなかなか大変だと思っております。そこで、毎月1度、この1か月でどういった進化があったのかをダイジェスト版でお伝えしているのがこのセミナーです。前回が9月の末でしたので、そこから1か月で画像生成のトレンドや世の中がどう変わってきたのかをお話しできればと思います。

まずは、私がそもそも何者なのかという話もあると思いますので、スペースラボのご紹介をさせていただきます。我々は「ビジュアル体験を通じてビジネスの可能性を広げる」というところで、言葉で表現できないものをビジュアルで表現するのを得意としている会社です。グループ会社がいくつかあり、全体で40名ぐらいの会社です。

もともとは、いわゆる建築パースと言われているビジュアルを制作している会社で、そこから広告用のCG制作などを行っています。グループ会社の newtrace では、デジタルイノベーション事業部としてVRやAR、メタバースの開発をさせていただいたり、Roblox(ロブロックス)というコンテンツで企業向けコンテンツを作ったりしています。

また、サイバーという会社では、CGを作るためのハイエンドパソコンの販売、デジタルサイネージの販売、中古パソコンの販売といった事業を行っています。トハニカムという会社は、我々と設計施工の会社、AI開発の会社、一級建築士事務所の4社で合弁で作った会社です。建築の設計施工のDX化をやりましょうと、AIを導入したりデジタル化を進めたりということを試験的にやっている会社です。

我々は本当にこういう絵、ビジュアルを作るのが得意な会社です。これはCGで作っているものですが、皆さんもCGなのかAIなのか写真なのか、よく分からなくなってくると思います。こういったものを使って、いわゆる魅せる絵を作り、広告として使っていただいています。品川の開発プロジェクトの航空写真の制作をさせていただいたり、某施設のパース、ブライダルのパース、住宅の絵を描いたりということをやっている会社です。

あとは大阪大学の教授と一緒にビジネスをやらせていただいております。大阪大学の伊東教授が独自のAIを持っておりまして、それを活用したデジタルクローン、人をコピーするAIというところをやらせていただいています。最近は、こういった画像生成のセミナーを無料でやらせていただいたり、活用講座や導入コンサルをやらせていただいたりしています。特にデジタルが得意なので、企業に「こんなDXを進めていきたいんだけど」というところの導入支援をさせていただいている形です。簡単ですが、会社の説明は以上になります。

画像生成AIの市場動向 4:47

ここからは、AIの進化と最新サービスをご紹介できたらと思います。毎回このセミナーで、ここだけは変えずにいるのですが、皆さんはこの世界に画像生成AIがいくつあるかご存知でしょうか。直感で考えていただければと思います。世の中には画像生成AIモデルが50以上あると言われています。もちろん有名なものはいくつかに限られていますが、Midjourney などをはじめとして、本当に山ほどのAIがございます。

こういったAIの中から、最近の動向や進化をトピックでお伝えできればと思います。ちなみに2025年の市場動向としては、画像AIはどんどん活用されておりまして、年間成長率42%、企業導入率も75%まで上がってきたと言われております。

その中でも実用化が進む主要なAIカテゴリーがあります。リップシンクや音声クローニングAIなど、言語系のものが実用レベルに到達していると言われています。映画やテレビ業界の吹き替え、多言語マーケティングなどに活用されているようです。音声クローニングAIは、音声をクローンして喋らせるといったことができるもので、こちらも活発に動いているようです。

画像生成については後で詳しくお伝えしますが、もちろん伸びていますし、今ではプロフェッショナル品質の出力も可能になってきました。また、音楽生成AIも市場がどんどん伸びています。音楽をやられたことのある方がいらっしゃるか分かりませんが、とても精度の高いいいものが作れる時代になってきております。

これは面白い統計なのですが、実用化レベルという観点でいくと、画像生成は90%以上が実用化レベルに達していると出ています。翻訳、文章作成、会話用AI、リップシンクなども、どんどん実用化が進んでいます。ただ、これが不正なところにも使われるようで、音声クローニングに関しては偽造をして犯罪に使える可能性もあります。そこで、逆にそれを検知するようなAIの開発もどんどん進んでいるようです。

業界別のAI最新動向:広告・クリエイティブ・IT 8:34

ここからは業界別のところをもう少し深掘りしていきたいと思います。各分野でどういったAIが今使われているのかを見ていきます。

広告の分野では、OpenAI の Sora 2 です。AIに少し詳しい方はご存知だと思いますが、この Sora 2 は最近大きく話題になりました。あまりにも完成度が高くて、逆に問題になってすぐ規制が始まりました。Sora 2 ができた当日に私も触ったのですが、いろいろ無料で楽しくできました。ただ今は、人の写真をアップロードして動画にする、いわゆるイメージビデオというものが、おそらく肖像権の問題で、人が写っている写真ではできなくなっております。いきなり制限がかかって、なかなかできなくなるなと思っております。

そこに、Google の Veo 3.1 が上がってきております。OpenAI と Google の戦いが始まっておりまして、Sora 2 ができた瞬間に Veo 3 をぶつけに行くという状態で、脇で見ていると面白い状態になっております。

あとは ChatGPT や Google のエージェント、OpenAI のエージェントが見どころとしてあります。OpenAI のエージェントは、Mac を使われている方は今でも使えるようになっているので、ぜひ活用されるといいと思います。勝手にいろいろなことをやってくれて、めちゃくちゃ便利なので使っていただけるといいかなと思います。Google の Mixboard はまだアメリカでしか公開されていないので、これからになるのかなと思いますが、見たところとても便利そうです。

クリエイティブのところで言うと、Google の Nano Banana です。こちらもめちゃくちゃ便利で使っているのですが、最近また少し精度が落ちたような気がします。あとはアリババの2.5ですね。AI漫画については、わざわざ上げてしまいましたがあまり他意はなく、AIで何でもできるので、面白いことをいろいろ試していただけるといいかなと思います。

こちらは結構面白くて、ゲーム映像の高画質化のようなものです。昔のクオリティの低いゲーム映像を、AIを活用すると実写のようにできるようになったらしいんですね。昔のものがそのまま活かせるということで注目されているようです。ミュージックモデルの分野では、クリエイティブなことは全然できるということで、どんどんいい音楽が作られるようになっています。

IT業界で言うと、Claude Sonnet 4.5 などのコード生成がめちゃくちゃすごくて、素人でもコードが書けるような時代になってきたようです。私も全くプログラムができないのですが、簡単なものなら Claude を使ってもらうと作れるような感じになっております。

業界別のAI最新動向:ビジネス・エンターテインメント 12:30

次にビジネスの分野です。こちらも皆さんに使っていただくといいかなと思います。会社によって Google 派なのか Microsoft 派なのかよく分かれるところですが、どちらも今エージェントがどんどん出てきております。

エージェントとは何かというと、さっき軽く流してしまいましたが、例えば画面をいくつか開いている中で、いい商品を勝手に探してきて購入までしてくれるとか、旅行先を試行錯誤しているときに、それを記憶してくれて、今まで見たものの中でどれが一番いいだろう、これとこれがいいですよね、と判断してくれるといったものです。すごく便利なものです。

あとは DeepSeek の OCR が実は注目されています。大量の画像、書類、紙ベースのものをどんどん読み込むことが、精度高くできるようになったそうです。そうすると、昔の書類なども含めてデータベースができるということで、めちゃくちゃ便利になっているようです。DeepSeek のOCRは、結構会社で使えるのではないかなと思います。

あとはAIでの事業計画の作成です。これはまた別で無料セミナーができたらと思っているのですが、最近は企画書やセミナー資料など、いろいろな資料をAIで作るのがめちゃくちゃ簡単になってきています。簡単に作れる方法を、また別のセミナーでやらせていただきたいと思います。

エンターテインメントの分野で言うと、Meta のAIです。最近 Meta はすごく頑張ってきております。これには書いていないのですが、Meta と Ray-Ban が開発したAI入りの眼鏡、サングラスと言うのでしょうか、それがめちゃくちゃいいそうです。それを見て、Apple が Apple グラスというものの開発をやめたと言っていたので、それも納得ですよね、と今言われております。

あとは ChatGPT Atlas というものも、めちゃくちゃ便利そうです。こちらも Mac だったら使えるようです。タイミングを見て、今でも使える方はどんどん活用していただけるといいかなと思います。

最近の世の中の流れとして、ブラウザ型のAIがすごく出てきていて、それがすごく便利ですよという話が出てきております。Chrome にもこれからAIが入ってくるらしいです。今は海外でしかできず、日本上陸はまだ未定のようですが、これが入ってくるとめちゃくちゃ便利だそうです。エージェントなので、ブラウザの中でいろいろやってくれるそうです。ここまでは一般的なところですが、お話しできればと思って話しました。

画像生成AIの最新トレンド:FLUX Kontext と編集機能 16:40

さあ、本題の画像生成AIの最新トレンドを話していければと思います。今回この1か月、ここ数か月で一番話題を呼んでいるのが、FLUX というモデルがめちゃくちゃ頭が良くなったと言われていることです。特に FLUX Kontext というモデルで、Pro 版や Max 版などいろいろあります。こちらは後でまたご説明します。聞いたことがある方がいらっしゃるかどうか分かりませんが、FLUX モデルがすごく良くなったというところです。

あとは、どのモデルもそうですが、インペインティングやアウトペインティング、いわゆる加筆のような操作ができる機能がどんどん増えてきたようです。今は FLUX Kontext や Adobe Firefly の編集のUI、UI/UXがめちゃくちゃ便利になってきたと言われております。

ドラフト作成の法則と書いてありますが、ドラフトのところから細部をどんどん詰めていくというやり方です。実務で言うと、インテリアなどで素材の差し替えや天候といったものを、画像で細かく調整できるということが今言われております。

芸術と実用:自然言語理解と日本語テキスト 18:20

芸術と実用というところのトレンドで言うと、Midjourney がビデオのところで表現力がすごく良くなったと今回言われております。

ただ、これが面白いところで、実際に活用されると分かるのですが、DALL-E の自然言語統合というところが実は肝です。要は何が言いたいかというと、プロンプトを打って絵を作りますよね。絵を作るのに、意図が伝わらないといいものができない、自分が欲しいものができないわけです。となると、その前のテキストの理解力がめちゃくちゃ重要になってくるんですね。

ChatGPT は言語の理解力がめちゃくちゃ高いので、実際に画像生成をするとなると、クオリティはともかく、自分が欲しいものを作ってくれるのは DALL-E になってきますよね、というのがこの話です。クリエイティブの探索向けと業務プロダクション向けのモデルの住み分けというのは、まさしくそういうところになります。

あとは細かなところですが、Ideogram です。これは毎回言っているのですが、画像生成で普通の画像を作るのは、正直どこのモデルもそんなに変わりがなくなってきました。AI感がほぼどのモデルもなくなってきているんですね。未だに Midjourney などでは手の指の数が合わないよねといった生成物はありますが、基本的にはその程度です。

ただ、それに対して文字を入れるというところになると、特に英語はどのモデルも結構やってくれるのですが、日本語になるとなかなかできないんですね。そういったところの精度が最近伸びてきて、Ideogram などはすごくいいですよということを言っております。

商用利用と日本語対応モデル 20:58

あとは競争と規制というところで、法整備的なところです。オープンソースなのか、商用利用なのかという観点で言うと、例えば Adobe は学習データも問題がないので、商用利用で結構使いやすいですよねというところがあります。一方、Google は、特に Nano Banana がそうですが、商用利用について良いとも悪いとも書かれていないんですね。そういったところで、活用ができそうでできない、といったことがあります。

先ほどの日本語テキストの話になると、今は Seedance と Seedream という、ByteDance という TikTok を運営している会社さんが提供しているAIが、日本語がすごく上手になってきたと言われています。日本語の文字も生成できるというところで言うと、ChatGPT と Seedream、この2つになってくるのかなと思います。

主要画像生成AIモデルの得意分野 22:29

主要なAIモデルを一応まとめてあります。各モデルにはやっぱり得意分野があり、もちろんUI/UXも含めて一長一短がありますので、そこをご紹介できればと思います。

まずは FLUX モデル、Kontext のところです。こちらは建築向きと言われております。特に建築に関してはめちゃくちゃ綺麗に出ます。FLUX は Freepik というサービスから使えるものになっています。Freepik はうちの会社もお勧めしているサービスですので、ぜひ Freepik を使って FLUX を使っていただけるといいかなと思っております。建物系に関してはリアルに表現されて、建築だと一番向いているのではないかと思っております。

次に Midjourney です。こちらは昔から使われているもので、芸術的なものを得意としています。ただ1つだけ、こちらにも書いてありますが、手の指の数が合わないといったことが未だに出るようです。ただ、動画が今最大21秒を書き出せるようになったそうで、動画のところも注目されております。クオリティはビジュアル的にすごく高いなと思いますが、動画はちょっといまいちかなと思っております。

DALL-E 4です。自然言語の理解に基づくというところで、ChatGPT に紐づいているので、画像生成をやるには一番やりやすいモデルなのではないかと思っております。技術イラストや説明、教育コンテンツなどはとてもいいなと思っております。

今日は資料に入っていないのですが、また何かの機会でお見せできたらと思います。ChatGPT は画像解析がめちゃくちゃ得意なんですね。どこのAIモデルよりもいいなと思っていて、写真を入れて「どういう状態ですか」と質問すると、いろいろなものをちゃんと理解して的確に答えてくれます。もし画像解析をやりたいと思っている方がいれば、ChatGPT を使われるといいのではないかと思います。

次に Stable Diffusion です。こちらは無料のオープンソースで昔からあり、最近もアップデートされていますが、需要が落ちてきているのではないかという感じです。特に FLUX と比べられることが多く、それだったら FLUX の方がいいよねと言われております。

次に Adobe Firefly です。こちらは商用利用の安全性が高く、企業で使おうとなると、どこまで行っても法的リスクを軽減しながらやらなければいけないという点で、Adobe Firefly はとてもいいようです。最近はベータ版がいくつか出ていて、めちゃくちゃ便利なものもよく出ております。半年前は全然いまいちだなと思っていたのですが、最近はとても良くなりました。Firefly 上で他のモデルを使いたいといったこともいろいろできるので、おすすめのサービスの1つかなと思っております。

次に Google の Imagen です。主な強みと書いてありますが、繊密なテクスチャー表現やリアリティを表現するのがめちゃくちゃ得意です。人物をやるのであれば、僕は Imagen が一番いいのではないかと思っております。本当に人物描写がめちゃくちゃ得意で、僕が一番好みなものです。

次に Ideogram です。こちらは画像内のテキスト生成が得意で、ECサイトの画像や Instagram 用の画像などを作るのに、Ideogram が一番便利なのではないかと思っております。ポスター、広告バナー、ロゴデザインなどが得意な分野ですので、Ideogram はいいと思います。

次に Leonardo AI です。私はあまり使わないのですが、Canva を買収したというところで有名になっております。

次のモデルは、ユーザーの声を見ると分かりやすいのですが、高品質で速いと言われている一方で、人工的な仕上がりになっているというところで、仕上がりがいまいちかなと私も思っており、僕があまり熱心に使わないAIになります。

次に Seedance です。9月に動画でバッと出た瞬間に Sora がボンと被せてきて、あっという間に消えてしまった感じになったのですが、一瞬出たときは、Sora や Veo などの評価の高かったものよりも全然いいと言われていたのが Seedance 4.0 です。文字も日本語に特化しているというのはまさしくそうで、文字数が多いと一部崩れるとは言われていますが、日本語の文字を入れながらやるのであれば結構おすすめかもしれません。動画生成もいいと思います。以上が最新のトレンドになっております。

先ほど竹下弁護士からもありましたが、訴訟や規制のアップデートもどんどんあったというのが最近の状況です。

ビジネス活用例:マーケティング広告 29:55

ここからは、各企業がどういった活用をしているのかをご紹介できればと思っております。マーケティング広告では、先ほど Ideogram を使うと一番やりやすいと言いましたが、僕の体感だと Ideogram、もしくは ChatGPT、あとは Seedream が結構得意な分野かなと思います。こういった文字入りの画像ですね。

ECサイトは特にそうですが、画像をとにかく作らなければいけないので、そういったときにとても便利なのではないかと思います。このときにブランドルールなどをちゃんと一貫させると、綺麗なものをずっと大量生産できるようになっております。

これは ChatGPT で作ったもので、文字入れから画像生成まで全てやってもらっています。ChatGPT に「うちの求人広告をやります」と言うと、どういった文字がいいですか、条件は、といろいろAIの方から聞かれて、それに答えます。パターンを8種類ぐらい、10種類ぐらい作ってと言うと、こういうものがパーッと出てきた感じです。僕が思いつかないようなキャッチフレーズが出てきて面白いですよね。「パースを掘り下げる」「パース気を求む」とか、ちょっと狂ったものもありますが、AIが考えたものになっています。

あとは旅行キャンペーンなどの広告も簡単に作れます。半年前ぐらいだと文字にデコレーションをするところまではできなかったのですが、最近はちゃんと文字にデコレーションをしながら出力もできるようになったというのが、ここ最近の一番の進化かなと思っております。要件を入れればちゃんと反映してくれるので、とても便利になっております。これがAIで1発で出るというのはすごい進化かなと思います。これも前々回ぐらいのときに急遽解説をやったときに、見せ方が欲しかったのでパッとやったら、こういうのがポッと出てくるという、とても便利なものです。

ビジネス活用例:建築・不動産 32:25

次に建築・不動産業界です。建物のBDRはすごく簡単にできるようになりました。先ほどの話ではないですが、建築系で言うと FLUX か Midjourney、やっぱり FLUX が一番綺麗ですね。思い通りのものが結構作れるイメージです。そこら辺を使ってもらいながら、こういう建築の建物などをやっていただくといいのかなと思います。

これは実際に FLUX を使って作らせていただいたものです。1個の空間があったら、プロンプトもそんなに難しいことではなく、一般的な木造のものなどと言うと、こういったものを作れたりします。いろいろなバージョンを作れますという感じです。

ビジネス活用例:EC商品写真とモックアップ 33:26

こちらはワークフローというか、こんな細かなことは言わなくてもいいかなと思いますが、EC商品のものです。商品開発でやられると分かるのですが、何でもいいので、こういう写真を1個撮ります。画角など綺麗に撮る必要はなくて、これを1個撮って、プロンプトで「商品用の見栄えのいい写真を作って、こういうシチュエーションで」と入れると、パターンをバーッと作ってくれるんですね。アングルを変えたりも含めてやってくれます。

だから、ECなどで梱包だけ外してパッと写真を撮って、後でAIに入れれば、いろいろなパターンの見せ方の良い状態を見せてくれるので、とても便利なのではないかと思います。

これは僕が試しに作ったもので、ネック扇風機の写真があります。EC用の画像を作りたいとなったときに、AIでこういった写真まではすぐ作れるんですね。やり方は簡単で、僕が実験台として入ったものですが、この写真と僕の写真を組み合わせると、この3つの写真を組み合わせてこうなるんですね。まずこの写真とこの2つを組み合わせてこの写真を作り、この写真を「こういう格好にしてください」と言うとこの写真ができるという流れです。ここから文字を入れて、キャッチフレーズを考えてとAIに考えさせて文字入れをさせると、こういうパターンをいくつも考えてくれるような感じになります。

我々の会社は製品を作る会社ではないのであまりやらないのですが、たまにご依頼として、製品のモックアップをAIで作ってくれというものがあります。製品の1つの形があったら、いくつかのバリエーションをすぐAIで作ってくれます。社内検討などいろいろ検討するにはめちゃくちゃ優れているので、モックアップにAIを活用されるのはすごくおすすめなのではないかと思います。

ビジネス活用例:資料作成 36:02

こちらは「ビジュアル資料を短時間で」というところで、社内DXです。セミナー資料や企業の提案資料、お客様向けの提案資料などを作るのにAIを活用します。特にビジュアルを多く載せたい会社様も、今だとAIですぐに作れます。最近よく言われているのが、資料作成系だと Genspark というものと、僕がおすすめなのは Manus というものです。この2つが資料作成だと便利なので、1回活用されるといいのではないかと思います。

企業の導入事例 37:02

こういった活用があるというところで、実際にどんなところで使われているのかです。海外でもどんどん活用されておりまして、こういう意図で使っていますといった例があります。

これは Midjourney を使ってプレゼンを作れるようにした会社があるそうです。今まではプロトタイプをいくつも作らなければいけなかったのですが、AIでバーッと作れるので、今までのプロトタイプ作成時間が大幅に短くなったと、PR会社のエデルマンが言っているそうです。いくつも提案できるというのはやっぱりいいことなので、そこは Midjourney などを活用されるといいのではないかと思います。

こちらはブログやSNS用のメタ画像を自動生成している会社だそうです。記事から公開までの時間が30%以上短くなったという実例が出ております。

日本で言うと、ワークマンさんが子供ブランドのブランドロゴをAIで作成されました。今まで300万円以上かかっていた外注費が0になったということで、社内でDXを進めているようです。アサヒビールさんでは、Stable Diffusion を活用して大規模プロモーション用に活用されたそうです。

セブンイレブンさんでは、商品企画プロセスにAIを活用されております。商品企画の期間を従来の最大10分の1まで短縮できたと言われているそうです。糸屋さんでもAIを活用されているようです。LIFULL さんはAIでいろいろな人の画像を作られたそうで、生成画像数が1万枚にもなったと言われております。コカ・コーラは2024年にCMでやられたそうです。

AI広告ツールとAIモデル 39:42

Meta のAI広告ツールの革新というところで、マーケティングやウェブマーケティングをやられている方はよくご存知だと思いますが、今は Google も Meta も、広告はほぼAIが自動でやってくれるような時代になってきております。マーケティングAIでは、売れるネット広告社がAIを活用したサービスを提供しているようです。

あとはAIタレントを活用されたりしているようですが、こちらは本当に企業次第なのではないかと思います。この人が本当にいたら大変だ、みたいな会話になってくると思いますが、いるかいないかは別として、我々の会社にもAIモデルを作ってくれないかというご依頼は結構多くあります。それぐらい注目されていますし、やっぱり権利や著作権、肖像権のところでお金がかかり、そこに支払うお金があまりないので、AIでそこを削減したいというご希望でAIモデルを活用されたいというお客様がたくさんいらっしゃるそうです。

これとかはいいなと思っているのですが、人の顔は先ほどの肖像権のところが一番引っかかってくるので、人の顔はちゃんと本物を使って、他のところはAIで生成したものをモデルとして起用しませんか、一般の方でもできますよ、と言っているサービスなのだと思います。いろいろありますが、こういったことをやっている会社がたくさんいるようです。

導入ポイント:AI選定とKPI設定 41:55

残り10分ですが、こういった画像AIモデルを活用して、DXというところですね。人手不足もやっぱりあるので、どんどん導入して制作時間を短縮したり、今までやれたら良かったなと思うことも、AIを活用することによってできる時代になってきましたので、ぜひとも活用していただければと思います。

導入ポイントですが、何がしたいかで選定するAIが違います。AIはいろいろ使えた方がいいじゃないか、というところになってくると、私がお勧めするのが Freepik というサービスです。いろいろなAIを使えます。Imagen から Google のAI、ChatGPT のAI、DALL-E 3 か DALL-E 4 か、FLUX、Seedance、Seedream など、いろいろなAIが使えます。Freepik に契約するだけでいろいろなAIが活用できて、用途に合ったものを使えるので、Freepik に契約するのが一番皆さんのお役に立てるのではないかと思います。Freepik からお金をもらっているわけではないのですが、画像生成を使いたいという方がいらっしゃるのであれば、そちらのサービスをお勧めします。

あとは、社内に導入したいんだけど、というときには、やっぱりKPIを設定しながらやらないといけません。サービス自体が有料なので、KPIをすごく大事にされる方が多いのではないかと思います。ただ、そこは正しい評価軸でやらないと、AIを活用できなくなってしまう瞬間があります。

よくあるのが、AIについて0か100かみたいなことを言われる年配の上司の方です。「AIを活用すると何々できるんだろう」「いや、そこまではできないです」「じゃあ、AIなんかいいよ」と言われるんですね。そうではなくて、今までのプロセスが10個あったら、10は完成できないけど8まではできます、そうしたら時間短縮になりますよね、それで十分ですよね、という建設的な話をしないと、特にリテラシーのない上司には却下されることがよくあります。そこはKPIをうまく設定して、上司を説得されるといいかなと思います。

セキュリティ・コンプライアンスと社内ガイドライン 45:15

あとはセキュリティ・コンプライアンスのところです。これが一番難しいところで、特に ChatGPT や Google は、それであればということで、上場企業でもAI活用を認めている会社が多いかなと思います。一方で、中国企業のAIだと、今のご時世的になかなかOKが出なかったということがあり、いいAIもたくさんあるのですが、会社的に難しいということはよくあると思います。

何より、どのAIがいいというよりも、会社がちゃんとガイドラインを作って、こういうAIであれば自由に使っていいよという体制を取らないといけません。先ほどの話にもありましたが、今どんどんいいAIが出ております。その都度、そのAIを法務の方で見るのかという会話だとすごく大変です。ガイドラインのようなものを会社で用意すると、会社の中でもAIを活用した動きが活発になるのかなと思います。ぜひ社内のガイドラインをまず定めていただいて、AI活用を社内で普及されるのがいいのではないかと思います。

著作権表示や、AI生成というモデルを使ってくださいということ、さっき言ったEUのものなどがあります。あれは僕もあそこまで詳しく聞いたのは初めてで、なかなかドキドキするような内容だったので、ちゃんと見ていただければと思います。商用利用についても、Adobe Firefly のエンタープライズ版や Midjourney の商用ライセンスなどがありますが、商用ライセンスだからといって著作権問題が外れるわけではなく、肖像権の問題などもいっぱいあります。ですが、そういう意味では Adobe Firefly が一番安心して企業で使えるのではないかと思います。

ワークショップの告知とまとめ 47:30

以上で、今日のセミナーの内容は1か月のダイジェストとしてお話ししました。告知になりますが、我々スペースラボはワークショップをやっております。画像生成を初めて触りたい方や、企業にAI導入を考えている方がいらっしゃったら、今度、建築業界向けの画像生成のワークショップをやりたいと思います。弊社の新橋にある会社で、少人数10名ぐらいで画像生成AIのワークショップをやります。建築業界向けです。11月19日になります。実際に見て学んでいただき、プロンプトの体験や実習を通して、自分がこういうことをやりたいというのにその場でお答えできたらと思っております。ご興味ある方はぜひご参加ください。後ほどメールなどでご案内できると思います。

18時27分、大体時刻通りになっております。ぜひとも社内にAIの活用を推進していただければと思います。また来月、1か月で進んだAIをご報告させていただきます。以上です。

次回セミナーのご案内

「ゼロから始める画像生成AI入門」は毎月オンラインで開催しています(参加無料)。最新の開催情報は画像生成AI 導入支援のページをご覧ください。

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